snac's memo

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劇場版ラブライブを見たら「やっぱりSnow halationが至高やな」ってなった話

ラブライブ!The School Idol Movieを見に行ってきた。
感想はタイトル通りである。
良い映画か良くない映画か、と訊かれたら
「良くないです」
と答えるだろう。
なぜか?
蛇足だからである。
ラブライブはアニメの方で良い形で終わった。
女の子たちが最後だと覚悟を決めて、晴れやかに終わった。
それで良かった。

だが映画になり、それがちょっと延長した。
これは、粋じゃない。

伝えたいことがあって作られた作品ではなく、
お金が取れるから、と作られた作品である。
少なくとも自分はそう感じた。
ネタバレと見解を踏まえつつ述べたい。
まだ見てない方は、お読みにならない方が良いと思います。

①蛇足ってなんだコノヤロー
飽くまで自分の感想である。
一度終わったものに何かを足すのは粋ではないと思う。
そもそも2クールやってきた物語に対し、90分でそれ以上の感動の与えるというのは無茶だ。
アニメの話をすると、二期の第9話「心のメロディ」以降は涙無しでは見れない。
それは「もうμ'sは終わっちゃうんだね…ほんとに終わっちゃうんだね…」という切なさからくる感動であり、実にオーソドックスで良い流れだ。
そして最後に名曲“Snow halation”。
あれを見て泣かない人間がいるのか?いやいない。絶対泣く。
未だにイヤフォンから流れてくると、鳥肌が立ってしまう。
最高のシーンのひとつである。
故に、今回の映画は「なんで付け足しちゃったのよ」感がすごい。
あれ以上の山場なんて、用意できるわけがないのである。

②じゃ何を期待してたんだコノヤロー 
何を期待するでもなく、ただ見に行った、というのが本音だ。
これはとりあえず見とかないとな、みたいな心持ちである。
自分はがっつりではなく、限りなくにわかよりのファンだ。
いや、にわかだ。
だから特にものすごい思い入れがあるわけでもなく、期待もしなかった。

ラブライブは豚さんアニメであり、豚さん達がたくさんお金を使う為のアニメだ。
泣き所はあるとは言え、全体を通して見ると内容は概ね浅い。
間違いなくキャラの魅力に特化したアニメである。
キャラが一生懸命画面上を動いていれば、豚さん大歓喜、それだけで合格なのである。
極端に言えばストーリーは二の次で、多少薄かろうが寒かろうが問題ない。
劇場版もしかりである。それが自分が良くない、と答える理由だ。
クライマックスには大規模なライブを行うわけだが、あれの意義いまひとつ分からなかった。
あれをやるくらいなら解散ライブの方が良いと思うのだが。

③曲は相変わらず良い
良い。
二期の1話のように、いきなり歌い出すミュージカル場面がいくつかあって謎だが、やはり曲はレベルが高い。ライブシーンもとにかく気合が入っている。
そして曲もさることながらカット割りも素晴らしい。
サニーデイソングという曲で「ことりちゃんの足から腰までをぐいっと舐めるようなアングル」で映すシーンがある。時間にして1秒ほどだが、ここが妙にスケベで素晴らしい。あのシーンは見る価値ある。ことりちゃんマジ天使。もう一回見たい。

④結論
話が逸れたが、結論としてアニメ版→劇場版はやはり期待できないな、と思った。
ことりちゃんは天使だが。
続きがあるのならば、雪穂と亜里沙にスポットを当てた新しい物語を紡いで欲しいと思う。っていうか亜里沙ちゃんのお話が見たいお!
現状を鑑みるに、次回があるとしたらまた焼き直しになるだろう。だが、仮にそんな世代交代を見せてくれるなら、もっと息の長いコンテンツになるのではないかなと思う。っていうか亜里沙ちゃんのお話が見たいお!
劇場版を見終えて、やっぱり曲としても場面としてもSnow halaitonが至高やな、と再認識した。どんな曲も越えることは無いだろう。えりちの歌声がちょっと間に出てるのが良いのよね、あれは。(長くなるから割愛)

劇場版は、泣けなかった。仕方ない。90分ですから。

⑤色紙

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りんちゃんだったにゃー。
推しじゃないけど可愛いですね…
お目当ての色紙を手に入れるためにラブライバーは通うのね…

これだけ文章書いてると、ほんとににわかなのかよ、という感じがしてきたので
ここらへんで。